世界のキャラクター

 

世界のポケモン騒動 

 2000年ごろアメリカでは、ベトナム戦争以後の「双子の赤字」を解消したクリントン政権のおかげで、アメリカはとても好景気でした。その時とてもブームになっていたのが、日本から上陸したポケモンでした。アメリカの子どもたちが、ポケモン・カードをほしがっているが、全く手に入らないので、日本で英語版のポケモン・カードを手に入れようとアメリカの友人がほしがっているとの情報もあり、サークル会員の方から多く注文がありました。日本でも原宿で英語版のポケモンのキャラクターグッズが販売されていたので、そのお店の棚の周りには外国の子供たちがあふれてました。そんな中で、サークルのニューヨークスタッフが、商品がなくなるとの事で自腹でたくさん買い占めて会員の方に用意していたおかげで、サークルの会員の方にはたっぷりとお分けできました。
 そのころは、アメリカで漫画「ポケットモンスター」が上映され、アニメーション映画の、映画史上空前の興行成績の記録を作り、人気はうなぎのぼり、その人気はクリスマスには、頂点に達しアメリカのほとんどの子供が、ポケモン関連のクリスマス・プレゼントを貰ったのです。
 タイム誌の国際版でも表紙を飾る快挙を果たしましたが、その時に中心に据えたのはピカチュウではなく何故かニョロゾというほかのキャラクターでした。又、2003年、フォーブス誌が発表した「2002年に最も稼いだ架空のキャラクター」のランキングの8位にピカチュウがランクインしました。2004年にも10位にランクインしました。
 タイム誌では、1999年、タイム誌アジア版の「The Best People of 1999」の第2位にピカチュウが選ばれました。ちなみに1位は1999年に発売したアルバム”Ricky Martin Here I Am”が全世界で1700万枚以上、日本で100万枚以上のセールスとなった歌手リッキー・マーティンでした。
 そんな、人気が嵩じて、ポケモンの周りにはさまざまな社会問題も発生し、偽ポケモンも出現しました。またアメリカの某ハンバーガー店は、アニメ映画の公開に合わせて、ポケモンのおまけ付き販売キャンペーンを始めたところ、子供たちが店に殺到し、一週間分の予定のおまけが、二日でなくなる騒ぎも報道されました。学校では、多くの小学生が授業に集中できなかったり、ポケモンカードの盗難騒ぎやカードの交換をめぐっての刃傷沙汰が相次ぎ起り、ポケモンカードの校内持ちこみ禁止令まで出る始末です。ニュージャージー州では、ポケモン中毒の子供を持つ親が結束し、「カード製作会社が子供たちを惑わし、カードを買うように仕向けている」と主張し、数十万円分もカードに費やしてしまった子供の親たちは任天堂を訴訟しています。
 余りのブームにポケモンは、ついにニューヨーク・タイムスの社説にまで登場し、ポケモンが子供たちに与える影響についてまで論争を巻き起こしたりもしました。
 アメリカではポケモンの映画が全米ナンバーワンになったためか、 世界中でゲームソフトやグッズが大人気でした。
 カナダでも、ケベック州政府の公用語はフランス語でしたが、任天堂がポケモンゲームのフランス語版を出すつもりがないからというのが理由で「大晦日までにポケモンゲームのフランス語版を出さないと、任天堂を訴える」とまで言われました。
 こんな風にポケモンは、たかがアニメ-ションと、軽んじる訳にはゆかないほど、子供たちや大人の世界に君臨しているのです。
 初めて、アメリカでのポケモン人気を耳にしたのは、1999年の秋、ニューヨークのサークルスタッフからの、アメリカでポケモンが人気になりつつあるらしいとの連絡でした。
 その時、早速、スタッフがニューヨークの五番街に出向いてみるとワーナービルのディズニーストアよりも大きいディスプレイにサトシ・カスミ・タケシの3人とポケモン達がずらりと勢ぞろいでした。1階の入り口を入ると、待ち構えているのはポケモンの特設コーナーでした。そこでは、ピカチュウのトレーナーやサトシの帽子を被ったキャンペーンガールが待ちかまえていました。ポケモンコーナーの階に移動すると、そこには一面のポケモングッズが売られていました。
 ハロウィンの為に用意されたらしいパーティー用品専門コーナーのものは、売り切れ寸前だったらしく、スタッフはあわてて全て購入しました。
 その時、少し見えにくいところにあった、ダンボールに入ったポスターを発見したのでした。そのポスターには151匹すべてのポケモンとその名前が英語で書いてありました。スタッフは、きっと日本の子ども達は、全部のポケモンの英語名が一面で分かるポスターには飛びつくはずと思って、そこにあるもの全部と、店員の方に言って、倉庫からもう一箱持ってきてもらって買ったのです。
 レジで支払をしていると、そのポスターを見た、小学校の低学年ぐらいのアメリカ人らしき少年がなにやら必死な顔で「そのポスターは何処にあるの?」って話しかけてきました。新しい箱が出ていたので、「あの奥にあるよ」と教えてあげると、その少年は[Thankyou very much]となんども繰り返して大喜びで走っていったそうです。
 そんなポスターやグッズも、少しずつですがサークルに残っていますが、すでに現在までに「発見」されているポケモンの数は491種となっているので、151種のポケモンはその一部になっているためでしょうか、あの当時ほどの人気はありません。
 しかしながら、子ども達の間へのポケモン人気はまだまだ根強いようです。
 世界中には、ムーミンやピーターラビットなどの多くのキャラクターたちが子ども達と共に様々なグッズなどの中で生きています。本来個性という意味があるキャラクターに、子ども達の自由な個性の表現欲求が共感を得ているのではないでしょうか。
 その欲求が満たされて行くにつれて、子ども達は自分自身のキャラクターを確立し、大人になっていきます。
 これからも、キャラクターたちは子ども達の心の中で育ち、子どもの成長の一時代を共にすることでしょう。
 そんなキャラクターたちをこれからもサークルでは、見守っていきたいと思っています。

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